料金と使用量
ElevenAgents Architectの課金方法、PremiumとLiteの違い、ワークスペースで使用量を追跡・管理する方法について説明します。
概要
ElevenAgents Architectは使用量に応じて課金されます。各会話では、使用したモデルトークンに基づいてワークスペースのクレジットが消費されます。Architectの使用量は、エージェントの利用時間やLLMコストとは別に、独立した Architect の項目として表示されます。
サイドバーのチャット、Architectタブ、SlackのどこでArchitectを使用しても、同じ料金が適用されます。Slack版Architectはプライベートアルファ段階です。
Architectへの課金は、2026年10月のアルファ終了後に開始され、 段階的に有効化されています。ワークスペースへの課金方法は、Architectの入力欄の下にある注記を確認してください。
課金対象
Architectでは、回答に使用したモデルトークンに対して課金されます。これには、メッセージとArchitectの返信に加え、会話の分析や、モデルのコンテキスト内に収めるための長いチャットの要約など、Architectが会話のバックグラウンドで行う処理も含まれます。
会話のコストには、次の要素が影響します。
- 長さ。 メッセージを追加するたびに会話のコンテキストが増えるため、長い会話は短い会話よりもメッセージあたりのコストが高くなります。
- 調査の深さ。 多数の会話の読み取り、テストの実行、複数のリソースの編集を求めるリクエストは、プロダクトに関する質問よりも多くのステップが必要です。
- モデル階層。 Premiumの会話はLiteの会話よりも高額です。Architect PremiumとLiteをご覧ください。
各会話のコストを抑える方法については、Architectのコストを削減するをご覧ください。
Architectが開始した場合でも、エージェント自体の会話、テスト、シミュレーションには通常どおり課金されます。
Architectのコストを削減する
会話のコストの大部分は、Architectが保持するコンテキストの量と、処理に必要なステップ数によって決まります。次の方法で、どちらも抑えられます。
- トピックが変わったら新しい会話を開始する。 各メッセージはそれまでの会話と一緒に送信されるため、長い会話ほどメッセージあたりのコストが高くなります。無関係なタスクには新しい会話を使用すると、引き継ぐ履歴がない状態から開始できます。
- 簡単な質問にはLiteを使用する。 プロダクトに関する質問、単一の編集、既存の会話の要約にPremiumが必要になることはほとんどありません。最初のメッセージを送信する前に、入力欄で Lite を選択してください。セルフサービスプランでは、Premiumが必要なタスクのために1日1回のPremium会話を残しておくことにもなります。
- 再試行せずPremiumに切り替える。 Liteでタスクの処理が難しい場合は、Liteで何度もリクエストを言い換えるのではなく、Premiumで新しい会話を開始してください。
- リクエストの範囲を絞る。 エージェント、期間、読み取る会話数を指定します。たとえば「すべての会話」ではなく、「予約エージェントで失敗した直近20件の通話」と指定します。Architectが読み取る量を減らしながら、同じ回答に到達できます。
- 分かっている情報を伝える。 会話ID、失敗したテスト、エラーメッセージを貼り付けます。Architectは検索せず、原因の調査にすぐ取りかかれます。
- 常用するコンテキストを一度保存する。 命名規則、テスト基準、作業対象のブランチなど、Architectが毎回調べ直すことになる規則をエージェントのコンテキストと設定に保存します。
- 必要なテストだけを実行する。 テスト一式をすべて実行するのではなく、変更に関連するテストのみを実行するようArchitectに依頼します。テストとシミュレーションはエージェントの使用量として課金され、その結果の読み取りもArchitectの会話に加算されます。
- 支出を確認する。 使用量 > コスト を定期的に確認し、チーム ビューでArchitectを最も多く使用しているメンバーを確認します。管理者は、Architectを使用できるユーザーを制限できます。
PremiumとLite
Architectは2つある階層のいずれかで実行されます。Premium は最も高性能なモデルを使用し、多数の会話にまたがる調査、複数ステップの変更、テストの作成に適しています。Lite はより高速で軽量なモデルを使用し、プロダクトに関する質問や簡単な編集に適しており、コストも低くなります。
セルフサービスプランでは、各ユーザーが1日1回のPremium会話を利用でき、それ以外の会話はすべてLiteで実行されます。エンタープライズプランでは、会話はデフォルトでPremiumを使用し、1日の上限はありません。また、新しい会話ごとにLiteを選択できます。階層は最初のメッセージの送信前に選択し、その後は会話が終わるまで固定されます。
階層の設定方法、WebアプリとSlackでの選び方、各階層に適したタスクについては、Architect PremiumとLiteをご覧ください。
プランとクレジット
Architectの入力欄の下にある注記には、ワークスペースにどの条件が適用されるかが表示されます。ElevenEmbedワークスペースでは、利用枠を使い切った場合も通知されます。
クレジットを使い切った場合
ワークスペースのクレジットを使い切り、上限を超えて利用できない場合、Architectで新しい会話を開始できません。会話中にクレジットを使い切った場合、Architectは現在の返信を完了してからセッションを終了します。どちらの場合も、クレジットの追加またはプランのアップグレードを求めるメッセージが表示されます。Slackでは、このメッセージが非公開で送信されます。
エンタープライズおよびトライアルのワークスペースでは、クレジット上限に達してもArchitectの会話の開始はブロックされません。使用量への課金は継続されます。
使用量を追跡する
ワークスペースのメンバーは、Architectページの 使用量 タブでArchitectの使用量を確認できます。エージェント > Architect を開き、使用量 を選択します。
このタブには、次のビューがあります。
- コスト には、選択した期間におけるArchitectのコストが表示されます。
- 会話 には、Architectで行われた会話数が表示されます。
- アクセス では、Architectを使用できるユーザーを管理します。このビューはワークスペース管理者にのみ表示されます。
自分の使用量 と チーム を切り替えると、自分の使用量またはワークスペースメンバー別の内訳を確認できます。
Architectを使用できるユーザーを管理する
ワークスペース管理者は、使用量 タブの アクセス ビューから、Architectを使用できるメンバーを制限できます。アクセス設定はWebアプリとSlackの両方に適用されます。
- エージェント > Architect を開き、使用量 > アクセス を選択します。
- このワークスペースの全員 をオフにします。
- アクセスを維持する各メンバーについてArchitectをオンにするか、すべてオン と すべてオフ を使用して、検索結果に表示されたメンバーをまとめて設定します。
- アクセスを取得または失うユーザーの概要を確認し、変更を保存 を選択します。
管理者は常にArchitectを利用できます。ワークスペースグループを通じてアクセス権を取得したメンバーは、グループから削除されるまでアクセス権を維持します。このワークスペースの全員 がオフの場合、新しいメンバーにArchitectへのアクセス権は自動で付与されません。
よくある質問
Architectの使用量は、エージェントの利用時間やLLMコストに加算されますか?
いいえ。Architectの使用量は、ワークスペースのクレジットから独立したArchitectの項目として課金されます。
Architectには別のサブスクリプションがありますか?
いいえ。Architectは有料プランに含まれており、ワークスペースの他の機能と同じクレジットから 課金されます。
SlackのArchitect会話には別の料金が適用されますか?
いいえ。Slackの会話には、Webアプリと同じ階層と料金が適用されます。Slack版Architectは プライベートアルファ段階です。Slackの1つのスレッドは、1つの会話としてカウントされます。