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3CX

3CX電話システムからSIPトランク経由で受付担当に通話を転送します。

3CXシステムでは既存の通信事業者と電話番号を維持したまま、選択した通話をSIPトランク経由でReception.aiに渡せます。Reception.aiを接続先とする汎用IPベースのトランクを3CXに追加し、電話番号をそのトランクに転送します。

始める前に

  • 専用環境にインストールされた3CX V20:セルフホスト、オンプレミス、または3CXがホストする専用インスタンス。共有(マルチテナント)の無料プランとSMBプランでは、汎用SIPトランクを利用できません。
  • 3CXサーバー用の静的パブリックIPアドレス。Reception.aiは、許可したアドレスからの通話のみ受け付けます。
  • 3CXのトランク、発信ルール、ファイアウォール設定に詳しい担当者。

セットアップ

1

Reception.aiにSIPトランクを追加する

Integrations に移動し、Add integration を選択して、SIP Trunk を選びます。Inbound allowed addresses に3CXサーバーのパブリックIPアドレスを追加します。受信用のユーザー名とパスワードは空欄のままにしてください。IPベースの3CXトランクでは認証を行いません。

2

電話番号を追加する

Receptionists に移動し、Phone タイルを選択します。発信者がダイヤルする電話番号を国番号付きで入力し、Add SIP Trunk number を選択します。通話の送信先となるSIPサーバーのホストがReception.aiに表示されます。

3

3CXでトランクを作成する

3CX管理コンソールで Voice & Chat に移動し、Add Trunk を選択します。国として Generic を選び、汎用SIPトランクテンプレートを選択して、次のように設定します。

フィールド値
Registrar/Server/Gateway Hostname or IPReception.aiのSIPサーバーホスト、ポート5060
AuthenticationDo not require - IP Based
Transport(Options タブ)TCP

TCPを使用してください。3CXがトランクでTLSをサポートするのは、ユーザー名とパスワードで認証する場合のみです。また、Reception.aiのSIPトランクは登録を行いません。

トランクの発信者ID設定では、元の発信者の電話番号を3CXから渡すようにします。そうしないと、受付担当にはすべての通話で代表番号が表示されます。

4

+E.164を送信する発信ルールを追加する

Outbound Rules に移動し、999など、使用していないプレフィックスで始まる番号用のルールを追加します。Route 1 をReception.aiトランクに設定し、3桁を削除して、先頭に+を追加します。これにより、99914155550123への通話は+14155550123としてトランクから送信されます。これはReception.aiで必要な形式です。

5

通話をReception.aiに転送する

3CX V20では、DIDを外部番号に直接送信できません。この目的専用のユーザーを作成するか、既存の内線を使用してDIDを割り当て、そのすべての通話を、999の後に+を除いたE.164形式の番号を続けた宛先へ転送します(例:99914155550123)。IVRの選択肢や、キューで応答がなかった場合の転送先から、その内線につなぐこともできます。

6

ファイアウォールを確認する

Reception.aiからのオーディオがサーバーに届くように、ファイアウォールで3CXのRTPポート範囲(UDP)を開放します。不明な場合は、3CXのファイアウォールチェックを実行してください。

7

テストする

別の電話からDIDに電話をかけ、受付担当が応答することを確認します。

制限事項

  • 転送。 受付担当は、Outbound SIP address に新しい通話を発信することで通話を転送します。ユーザー名とパスワードを使用できる通信事業者のアカウントを使い、SIP通信事業者を転送先に設定してください。3CXに戻す転送については、ここでは説明しません。IPベースの3CXトランクは送信元アドレスで通話を照合しますが、Reception.aiは変動するアドレスプールから発信するためです。
  • TLS非対応。 3CXはIPベースのトランクでTLSをサポートしていないため、3CXとReception.ai間のシグナリングにはTCPを使用します。
  • 3CXシステムでは、各通話を2回処理します。 通信事業者からの通話とReception.aiへの通話を処理するため、ライセンスには十分な同時通話数が必要です。

トラブルシューティング

問題確認事項
呼び出し前に通話が失敗するトランクのトランスポートがTCP、ポートが5060に設定されていることを確認します。
通話が拒否される3CXサーバーのパブリックIPを Inbound allowed addresses に追加し、発信ルールで完全な番号の先頭に+を追加しているか確認します。
通信事業者経由で通話が発信される転送先番号がルールのプレフィックスで始まり、そのルールがほかの発信ルールより上にあることを確認します。
受付担当に発信者として代表番号が表示されるReception.aiトランクで元の発信者IDを渡すようにします。
音声が一方向のみ、または音声が聞こえないファイアウォールでRTPポート範囲を開放し、3CXのファイアウォールチェックを実行します。