パトリック・ダーリング、SXSWロンドンで再び歌う
- 執筆者
- Richard Cave
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パトリック・ダーリングはアビー・ロード・スタジオのステージに立ち、満員の観客を前に新曲を初披露しました。
多くのアーティストにとっては、珍しいことではないかもしれません。しかしパトリックはALS/MNDを抱えており、病気の影響で話す声と歌声の両方を失いました。
SXSWロンドンで、彼はPolish Girl with the Irish Heartを披露しました。自身の声をもとに作られたElevenLabsの歌声を使うことで、再びライブで歌うことができたのです。このパフォーマンスは、音声AIが創作、パフォーマンス、コミュニケーションを続けるためにどう役立つかを紹介するワークショップの一環でした。
パトリックは自身のボイスクローンを使い、ライブインタビューにも参加しました。
再び歌えたことをどう感じたかと聞かれ、彼はこう語りました。
初めてAI音声でパフォーマンスしたとき、実際には歌っていないのに、身体的なつながりを強く感じて驚きました。説明するのは難しいです。そこには不思議なエネルギーがあって、またパフォーマーになったように感じるんです。

観客はパフォーマンスを通して、踊り、歌い、拍手で応えました。
言語聴覚士でElevenLabsインパクトチームのメンバーでもあるリチャード・ケイブは、次のように語りました。
進行したALSを抱える方が、ライブでパフォーマンスし歌うこと、ましてアビー・ロード・スタジオでレコーディングすることは極めて珍しいことです。私の知る限り、これは初めての例です。ElevenLabsのテクノロジーを、声を失った100万人に無料で提供することで、このような体験をもっと当たり前のものにできます。人は病状によって定義されることなく、自分の才能や創造性を発揮できるべきです。
パトリックはまもなく、アビー・ロード・スタジオでさらに多くの音楽をレコーディングする予定です。
アブディ・オマールは自身の声で音楽を制作しています
SXSWロンドンでは、脳性まひを抱えながらラッパーとして画期的なキャリアを築こうとしているアーティスト、アブディ・オマールもパトリックとともに登場しました。
Elevenミュージックと、本人がデザインしたカスタムElevenLabs ボイスクローンを使い、アブディはトッテナムで育った背景を反映した、自然なノースロンドンの声でオリジナル音楽を制作・披露しました。
SXSWロンドンでは、Limitless Mindsというオリジナル曲を初披露しました。
このパフォーマンスは、自分らしいと感じられる声を使いながら、一人ひとりが自分らしい形で創作活動に参加できるよう、音声テクノロジーが支援できることを示しました。
1 Million Voicesを通じた利用機会の拡大
パトリックとアブディのパフォーマンスは、より大きな目標を体現しています。それは、声を失うことが、コミュニケーションや創作、大切な活動への参加を失うことにつながらないようにすることです。
今年初め、SXSWオースティンで、1 Million Voicesを立ち上げました。これは、永続的な声の喪失を抱える100万人に、音声復元テクノロジーへの無料アクセスを提供する取り組みです。この取り組みは10億ドル相当の現物投資であり、高度な音声テクノロジーを、最も必要としている人々に届けることを目指しています。
家族と会話したい、仕事に復帰したい、物語を伝えたい、音楽を演奏したい。どのような願いであっても、自分自身のように感じられる声を使い続けられるよう支援することが目標です。
感謝を込めて
SXSWロンドンで両アーティストを支援してくださったアンソニー・アキレ氏とアビー・ロード・スタジオのチームに感謝します。



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