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人間性とテクノロジーの出会い

2月11日にロンドンで開催されたサミットで、音声AIの世界初の出来事がステージ上で実現しました。

A man in a wheelchair sits onstage while a violinist and mandolinist play, behind him is a screen that says "So I sit and dwell on that tolling bell"

2026年2月11日、ロンドンで開催されたElevenLabsサミットで、パトリック・ダーリングさんが元バンド仲間とともに、約1,000人の観客の前でオリジナル曲を披露しました。

ただし、パトリックさんはほとんど声を出すことができません。

パトリックさんは32歳の作曲家で、元アイルランド民謡グループ「The Ceili House Band」のボーカルです。29歳で運動ニューロン疾患(ALS)と診断され、徐々に歌う力を失い、今では話すこともほとんどできません。

このようなライブパフォーマンスは世界初と考えられており、パトリックさんの歌声はElevenLabsの音声テクノロジーによって再現され、自分自身の声で再び自作曲を歌うことができました。

伝えることから創造することへ

パトリックさんにとって、ALSは話す力だけでなく、幼い頃から自分を形作ってきた音楽も奪いました。ElevenLabsで話し声は再現でき、日常会話はサポートされていましたが、歌うことはまだ叶いませんでした。

「歌う力を失ったことは、私にとってとても大きな喪失でした」とパトリックさんはステージで語りました。「自分の大切な一部を失ったように感じ、深い悲しみに襲われました。自分が自分でなくなったような気がしました。」

それでもパトリックさんは曲作りをやめませんでした。自分の声で曲を届ける方法を、たとえ不可能に思えても探し続けていました。

診断前の録音を使い、パトリックさんはスピーチセラピストでありElevenLabsパートナーシップチームのリチャード・ケイブさんと協力し、Eleven Musicで歌声を再現しました。二人でパトリックさんの復元された声をもとに、Eleven Musicでオリジナル曲を制作しました。

「何年ぶりかに自分の歌声を聴くことができました」とパトリックさん。「それだけで全てが変わりました。」

再びステージへ

ロンドンサミットでElevenLabsのガビ・レイボウィッツと話すパトリック・ダーリングさん。

Man in a wheelchair sits on a stage across from a woman sitting in a chair, behind them is a large screen that reads "ElevenLabs Impact"

ElevenLabsサミット(ロンドン)で、パトリックさんは元バンド仲間のニック・コッキングさん、ハリ・マさんと再会し、Ghost of a Man I Never Met(出会ったことのない男の亡霊)という、パトリックさんが作曲し、自身の言葉だけで書き上げたオリジナル曲を披露しました。

コンサート後、パトリックさんはBBCに「またバンドの一員になれた気がしました。再びパフォーマーになれたし、また歌っている自分を感じられました。病気だけでなく、一人の人間として見てもらえた気がします。この経験は一生の宝物です」と語りました。

家族も観客席に座り、診断後初めてパトリックさんの歌声を公の場で聴きました。

必要を満たすだけではなく

パトリックさんのようなミュージシャンにとって、ElevenLabsの音声テクノロジーは創作の可能性を広げます。声を失っても、表現を失わない未来を示しています。

ElevenLabsインパクトプログラムを通じて、世界中で100万人の声をサポートすることを目指しています。恒久的に声を失った方や、医療・教育・文化分野の非営利団体に、当社のテクノロジーを無料で提供しています。

ご自身やご存知の方が声を失った場合は、当社ウェブサイトから直接お申し込みいただけます。

コミュニケーションの回復は不可欠です。創造性の回復は人生を変えます。

パトリックさんのフルパフォーマンスをこちらです。からご覧いただけます。

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