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Tutore、ElevenLabsを活用し法人向け語学研修に会話型エージェントを導入

Tutoreのプレースメント面接の90%がAIエージェントによって実施され、オンボーディングの迅速化とコスト削減を実現

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Tutore Group は、ポーランドとスペインでProfiLingua、eTutor、Lang、Vaughan、Tutoreなどの語学・学習ブランドを展開する教育グループです。個人学習者と法人クライアントの両方に、デジタルプラットフォーム、語学学校、認定試験センター、家庭教師サービスを提供しています。

法人向け語学研修では、従業員の学習開始時に正確なアセスメントと適切なレベル分けが重要です。不適切なレベル設定は、学習者の不満や指導時間の非効率化、クライアントの投資効果低下につながります。Tutoreは ElevenAgents を活用し、スピーキングアセスメントを自動化。これまで最もリソースを要していたオンボーディング工程を大きく変革しました。

課題:多言語スピーキングアセスメントの拡大

Tutoreでは筆記診断はすでにオンライン化されていましたが、スピーキングアセスメントは人間の審査員に依存していました。これにより、以下のような運用上の制約が生じていました。

  • 5言語(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語)でのプロ審査員の確保が困難
  • 高い調整コストと人件費
  • 学習者とのスケジュール調整の手間
  • 評価の一貫性リスク
  • コース開始や売上計上の遅延

Tutoreは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に完全準拠しつつ、摩擦を減らし、オンボーディング期間を短縮し、適切なレベル分けを実現できる多言語・スケーラブルなソリューションを必要としていました。

ElevenAgentsによるプレースメントプロセスの仕組み

オンボーディング時、受講者は従来の人による面接か、AIによる診断通話のどちらかを選択できます。多くの受講者が利便性・柔軟性・ストレスの少なさからAIエージェントを選んでいます。

診断通話は2つのフェーズで構成されています。第1フェーズ(ポーランド語)は、受講者のこれまでの経験や動機、希望、目標などをヒアリングし、コースのパーソナライズに活用します。第2フェーズ(目標言語)は、CEFR基準に基づき実践的な言語力を評価します。エージェントは、流暢さ、正確さ、語彙の幅、一貫性、発音、コミュニケーション戦略を一貫した評価基準で判定します。

出力されるのは正式な試験スコアではなく、現在の能力・学習ポテンシャル・目標に基づいた最適なコース開始レベルの推奨です。

成果

現在、全プレースメント面接の90%がElevenAgentsで実施されています。Tutoreでは、オンボーディング期間の大幅短縮、手動調整やスケジューリングの不要化、審査員の負担・運用コストの削減、CEFR評価の一貫性向上を実現しました。受講者からはAIエージェントとの会話の方が話しやすいという声も多く、各通話ごとに強み・改善点・学習アドバイスをまとめた詳細な診断レポートが生成されます。

「ElevenLabsはリアルな音声だけでなく、複雑なビジネスシナリオの実行や複数チャネル(電話・テキスト)の統合、自社システムとの連携を可能にするエージェントプラットフォームです。ElevenLabsを選んだ大きな理由の一つは、欧州クラウドの利用が可能で、ソリューションが最新かつ安全である点でした。」– Tomasz Kostrząb氏(Tutore Group AI部門責任者)

「ElevenAgentsの導入により、語学レベル診断の所要時間を短縮し、人による調整の手間をなくし、誤った評価のリスクを最小限に抑え、受講者のストレスや審査員の人件費を削減できました。その結果、コース開始が加速し、企業の売上にも直結しています。」– Katarzyna Ulińska氏(Tutore Group カスタマーケア部門責任者)

語学レベル分けの新しいスタンダード

AI搭載の音声エージェント導入により、Tutoreのプレースメントワークフローは根本から刷新されました。従来最もリソースを要し運用上の課題だったオンボーディングが、今では24時間対応可能な自動・多言語・スケーラブルなプロセスへと進化しています。

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