ウクライナ初のAI入学案内担当者が24時間365日、ウクライナ語で対応
- 執筆者
- Richard Cave
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タラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学軍事研究所(VIKNU)は、入学に関する問い合わせに24時間365日対応するElevenLabsエージェントを導入しました。初日から、定型的な質問の80%に対応しました。
VIKNUの遠隔学習部門長であるヴィクトル・ポベドリア氏から連絡を受けたとき、課題は明確でした。チームには、入学要件、体力基準、学位プログラム、研究所での日常生活について、入学希望の士官候補生から絶え間なく質問が寄せられていました。対応できる人員には限りがあり、迅速な回答が求められていました。
業務負荷を増やさずにチームの対応範囲を広げるため、ElevenLabsエージェントを導入しました。
メールでの問い合わせから数日で本番導入へ
VIKNUでは、国際関係、軍事心理学、財務、会計、情報技術など、幅広い分野で将来の将校を育成しています。現在、士官候補生の45%は女性で、2022年以降にウクライナの防衛へ参加する女性が増えていることを反映しています。
24時間365日利用できるよう、研究所の入学案内ページにエージェントを導入しました。既存のWebサイトのコンテンツと内部資料を活用し、要件、成績評価、プログラム、福利厚生、士官候補生の生活に関する質問に答えられるよう設定しました。
セットアップ、カスタマイズ、導入は2日で完了しました。
「セットアップが驚くほど速く、スムーズに進んだことに本当に驚きました。プラットフォームが直感的なので、技術的な障壁なく、わずか数日でエージェントを完全にカスタマイズして統合できました。」 — VIKNU遠隔学習部門長、ヴィクトル・ポベドリア
初日:32件の会話、さらに増加中
初日、エージェントは32件の会話に対応しました。 数週間以内に、定型的な入学問い合わせの約80%を一貫して処理するようになりました。
これによりスタッフは、人による判断が必要な複雑なケースに集中できるようになりました。
利用者の多くは高校卒業者とその保護者で、営業時間外にシステムへアクセスすることも少なくありませんでした。平均会話時間は2分で、主要な質問を解決するには十分でした。
よくある質問のテーマ:
- 体力要件
- 学業成績の基準
- 利用可能な学位プログラム
- 宿泊、食事、キャリアパスなどの福利厚生
すべてのやり取りはウクライナ語で行われました。
ウクライナ語サポートが重要な理由
ネイティブレベルのウクライナ語サポートは必須でした。ウクライナ軍の将校を育成する機関にとって、コミュニケーションは正確かつ自然でなければなりません。
モデルは、翻訳レイヤーを介するのではなく、ウクライナ語の音声を直接生成します。これにより、明瞭さ、正確さ、地域に根ざしたユーザー体験を実現します。
ウクライナ教育における節目
VIKNUは、AI入学案内エージェントを導入したウクライナ初の教育機関です。
同研究所はSNSで導入を発表し、AI支援による入学案内をウクライナの教育全体で標準化するという、より大きな目標を示しました。
ウクライナとElevenLabs:広がるパートナーシップ
この導入は、より広範な協力関係の一環です。
2025年、ウクライナのデジタル変革省と覚書を締結しました。Forward Deployed Engineersはキーウの政府チームと協力し、AIシステムを構想から本番環境へと移行させています。
ウクライナは、AIシステムが省庁横断で稼働し、市民を直接支援する「エージェント型国家」の構築を目指しています。音声インターフェースは、このアプローチの重要な要素です。
技術は、数百万人の市民が利用するウクライナの国家デジタルプラットフォーム、Diiaへの統合に向けて検討されています。
今後に向けて
この導入は、現実的な制約下でのAIの実用例を示しています。高いプレッシャーがかかる環境では、管理業務の負担を減らすことが直接的な効果をもたらします。
ElevenLabs Agentsにより、機関は人員を増やさずに情報へのアクセスを拡大できます。入学希望の士官候補生は、時間を問わずすぐに回答を得られます。
ヴィクトル・ポベドリア氏は成果を次のように要約しました。「この技術を導入したウクライナ初の教育機関となれたことを誇りに思います。」
今後も、教育や公共サービスにおけるこのような導入を支援していきます。
ElevenLabsインパクトプログラムに応募
大きな影響をもたらすユースケースに取り組む非営利団体、教育機関、公共部門の組織を支援しています。




