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ウクライナ初のAI入試担当者が24時間対応、ウクライナ語で案内

初日で80%の定型質問に対応しました。

Seal of the Military Institute of Taras Shevchenko National University of Kyiv.

キーウ国立大学タラス・シェフチェンコ記念軍事学院(VIKNU)は、ElevenLabsエージェントを導入し、24時間入試に関する問い合わせに対応しています。初日で80%の定型質問に対応しました。

VIKNUの遠隔教育責任者ヴィクトル・ポベドリア氏からご連絡をいただいた時、課題は明確でした。入学希望者からの質問(入学条件、身体基準、学位プログラム、学院での生活など)が絶えず寄せられ、対応できる人数や時間に限りがあり、返答も急がれていました。

ElevenLabsエージェントを導入することで、チームの負担を増やさずに対応範囲を広げました。

メール問い合わせから数日で本番運用へ

VIKNUでは、国際関係、軍事心理学、財務、会計、情報技術など幅広い分野で将来の士官を育成しています。現在、学生の45%が女性で、2022年以降ウクライナの防衛分野での多様な参加を反映しています。

エージェントは学院の入試ページに24時間体制で設置されました。既存のウェブサイトや内部資料を活用し、入学条件、成績基準、プログラム、特典、学生生活などの質問に答えられるよう設定しました。

セットアップ、カスタマイズ、導入まで2日間で完了しました。

「セットアップが驚くほど速く、スムーズに進んだことに本当に感動しました。直感的なプラットフォームのおかげで、技術的な問題もなく、わずか数日でエージェントを完全にカスタマイズし、統合できました。」 — ヴィクトル・ポベドリア(VIKNU遠隔教育責任者)

初日:32件の会話、今も増加中

初日だけで、エージェントは32件の会話に対応しました。数週間以内に、定型的な入試問い合わせの約80%を安定して対応できるようになりました。

これにより、スタッフは人の判断が必要な複雑なケースに集中できるようになりました。

利用者の多くは高校卒業生やその保護者で、営業時間外にアクセスすることが多いです。平均的な会話時間は2分で、主要な質問は十分に解決できました。

よくある質問の例:

  • 身体基準
  • 学力基準
  • 利用可能な学位プログラム
  • 寮・食事・キャリアパスなどの特典

すべてのやり取りはウクライナ語で行われました。

ウクライナ語対応が重要な理由

ウクライナ語での対応は必須条件でした。ウクライナ軍の士官を育成する機関として、正確で自然なコミュニケーションが求められます。

ElevenLabsのモデルは、翻訳ではなくウクライナ語を直接生成します。これにより、明瞭さ・正確さ・現地ユーザーに合った体験が実現します。

ウクライナ教育界の新たな一歩

VIKNUは、ウクライナで初めてAI入試エージェントを導入した教育機関です。

学院はSNSで導入を発表し、AIによる入試サポートをウクライナ全体の標準にするという大きな目標も示しました。

ウクライナとElevenLabs:広がるパートナーシップ

今回の導入は、より広い連携の一部です。

2025年、ElevenLabsはウクライナのデジタル変革省と覚書を締結しました。Forward Deployed Engineersがキーウの政府チームと連携し、AIシステムの実用化を進めています。

ウクライナの目標は「エージェンティック・ステート」の実現です。AIシステムが各省庁で市民を直接サポートする仕組みで、音声インターフェースが重要な役割を担います。

ElevenLabsの技術は、何百万人もの市民が利用するウクライナのデジタルプラットフォーム「Diia」へのインテグレーションも検討されています。

今後の展望

今回の導入は、現実的な制約下でのAI活用例を示しています。負担の大きい現場で、事務作業の軽減は大きな効果をもたらします。

ElevenLabs Agentsを使えば、スタッフ数を増やさずに情報提供の規模を拡大できます。入学希望者は、時間を問わずすぐに回答を得られます。

ヴィクトル・ポベドリア氏は「この技術を導入したウクライナ初の教育機関であることを誇りに思います」とまとめています。

今後も教育や公共サービス分野で、同様の導入をサポートしていきます。

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