ElevenLabs、日本法人ElevenLabs G.K.を設立
- 執筆者
- Jim Tamura
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本日、東京を拠点とする海外子会社、ElevenLabs G.K.を設立しました。新たな日本法人は、地域特有の言語・文化的要件に対応しながら、ElevenLabsの最先端の音声生成プラットフォームを日本市場に最適化していきます。
ElevenLabs Japanについて
社名:ElevenLabs Japan G.K.
所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5
ゼネラルマネージャー:田村 元(Hajime Jim Tamura)は、ビジネスアプリケーションを通じた企業のパフォーマンス向上に35年以上携わってきました。2000年代後半の日本におけるクラウドコンピューティング黎明期からの先駆者として、SaaSソリューションによる業務効率化を一貫して推進してきました。
これまでにSAPジャパンでマーケティング担当バイスプレジデント、NetSuite Japanで代表取締役、日本マイクロソフトでビジネスアプリケーション部門ディレクター、Asana Japanでゼネラルマネージャーを歴任。バーチャルオフィスプラットフォームoviceのCOOを経て、2025年にElevenLabs Japanの現職に就任しました。
アジア太平洋地域で進行中の戦略的パートナーシップ
ElevenLabs G.K.の設立を発表したばかりですが、日本ではすでに以下の企業とのパートナーシップを進めています。
- DOCOMO Innovations, Inc.:日本最大のモバイル通信事業者であるNTT DOCOMO, Inc.のシリコンバレー拠点のR&D子会社。
- TBS:テレビ、ラジオ、コンテンツ制作を幅広く手がける、日本を代表する民間放送局の一つ。
- MBC C&I CO., LTD:韓国を代表する放送局の一つであるMBCの子会社。番組制作とメディア事業開発に注力しています。
- LLSOLLU:独自の翻訳・ローカライゼーション技術を持つ韓国のテクノロジー企業。
各社はElevenLabsの吹き替えを独自の翻訳技術と統合し、顧客ごとに最適化された吹き替えサービスを提供しています。たとえばTBSは、ElevenLabsの吹き替えを活用し、番組「KASSO」を海外の視聴者向けに多言語で提供しています。
さらに、MBC C&I CO., LTDは、商用のTTSおよびSFX技術を活用して、商用のAIビデオコンテンツを制作しています。特に、MBC C&I傘下のAIコンテンツラボが制作した「Mateo」はKorea International AI Film Festivalでグランプリを受賞。「Art In the World」はナラティブ部門で第1位を獲得し、ElevenLabsが提供するAI活用ストーリーテリングの可能性を示しました。
日本への戦略的進出
「日本はElevenLabsのグローバル展開戦略において極めて重要な市場です」と、ElevenLabsの収益部門バイスプレジデント、Carles Reinaは述べています。「豊かな言語的伝統、技術革新、そしてコミュニケーションの隔たりを埋め、文化的な物語を守るうえで当社の技術がもたらす可能性を踏まえ、日本を初の海外子会社の拠点として選びました。」
ElevenLabs G.K.は、AsanaとMicrosoftで日本のAI・テクノロジー分野における豊富な経験を持つ田村 元(Hajime Jim Tamura)が率います。
「日本市場には、従来の用途を超えた音声AI技術ならではの可能性があります」と、ElevenLabs Japan責任者の田村 元は述べています。「高齢化社会に向けたアクセシビリティサービスの向上から、より没入感のあるエンターテインメント体験の実現まで、当社のプラットフォームを通じて国内の多様なニーズに応える大きな可能性を見ています。ピッチアクセントや文脈による繊細な違いが重要な意味を持つ日本語では、自然なイントネーションや感情のニュアンスを保持できる当社の音声合成技術が特に大きな価値を発揮します。」
言語・音声面での強み
高齢化社会に向けたアクセシビリティの向上から、多言語で楽しめる没入型エンターテインメント体験の創出まで、当社のプラットフォームは日本の多様なニーズに応える体制を整えています。
日本語の会話や読み上げでは、ピッチ、アクセント、文脈の微妙なニュアンスが重要な意味を持ちます。そのため、自然なイントネーションや繊細な感情を表現できる音声合成技術は、この市場で非常に大きな価値を持ちます。
投資家からの支援
ElevenLabs G.K.の設立は、日本をAI音声技術における戦略的市場と位置付ける投資パートナーから強い支持を得ています。
音声は、テクノロジーと関わるための主要なインターフェースになりつつあります。ElevenLabsは、高品質でスケーラブルな音声AIを実現する最前線に立っています。同社のプラットフォームは、まるで人間のように自然で感情表現豊かな音声を提供し、日本語にも特に適しています。世界中の企業が革新的なAIツールを導入するなか、日本はその動きを先導するダイナミックな市場として際立っています。ElevenLabsが事業を拡大し、日本のさまざまな業界に強力な音声機能を届けることを誇りを持って支援します。
Andreessen Horowitz ゼネラルパートナー、Jennifer Li
この数か月間、日本のElevenLabsチームと緊密に連携する機会に恵まれ、市場でのさらなる事業拡大にこれ以上ないほど期待しています。ElevenLabsの先進的なオーディオ・音声プラットフォームは、世界中の産業を急速に変革しており、当社の企業ネットワークに属する日本企業からも、すでに同社の提供サービスに強い関心が寄せられています。今後も日本市場での成長を支援できることを楽しみにしています。
World Innovation Lab(WiL)パートナー、Todd Grover
NTT DOCOMO Ventures, Inc. シリコンバレーオフィス マネージャー 寺西勇樹 NTT DOCOMO Venturesは、グローバル事業の拡大を支援する戦略的パートナーとして、画期的な音声生成AI技術が持つ大きな可能性を評価し、ElevenLabsに出資しました。
人間らしい自然な音声を生成できるElevenLabsの技術は、エンターテインメントやカスタマーサポートなど、さまざまな分野で顧客体験を大きく向上させる可能性を秘めています。これは生成AI活用の新たな領域を切り開くものだと確信しています。
日本語を活用した将来的なユースケースを見据え、NTT DOCOMOグループのR&D部門(DOCOMO Innovations, Inc.)は、日本市場での本格展開に向けて現在技術評価を行っています。
ElevenLabsのソリューションは、日本全国の産業とユーザーが持つ多様なニーズに円滑に応えられると強く確信しています。
音声AIユニコーンのElevenLabs(イレブンラボ )シリーズCで1.8億ドルを調達後、初の海外拠点として日本法人を設立
音声AI分野で業界を牽引するイレブンラボアジアパシフィックの最初のハブとして日本を選択
AI音声技術をリードするイレブンラボは2025年4月14日、初の海外拠点となる日本法人「イレブンラボ合同会社(ElevenLabs G.K., )」を東京に設立し、日本およびアジアパシフィックでの活動を本格化いたします。今回の日本進出は、当社が2025年1月に実施した1.8億ドルのシリーズC資金調達に続くもので、グローバル成長戦略における重要なマイルストーンとして位置付けております。
新たに設立された日本法人では、イレブンラボの最先端の音声生成プラットフォームを日本ならびに韓国マーケット向けに提供・サポートすることのほかに、プラットフォームのローカライズや日本語ならではの言語的・文化的な特性に対応していくことを主なミッションとしています。
イレブンラボジャパンについて
社名:イレブンラボジャパン合同会社(ElevenLabs Japan G.K., )
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番5号
Japan&Korea ゼネラルマネージャー:田村 元(たむらはじめ)
略歴:
35年以上にわたりビジネスアプリケーションを通じて企業のパフォーマンス向上に従事。特に、
SaaSビジネスに関しては、2000年代後半の日本におけるクラウドコンピューティング黎明期から、常に先駆的な立場でクラウド活用による業務効率化を推進。SAPジャパンではマーケティングバイスプレジデント、ネットスイート株式会社の代表取締役、日本マイクロソフト業務執行役、Asana Japan株式会社代表取締役ゼネラルマネージャーなどを歴任。その後バーチャルオフィスツールoviceのCOO(最高執行責任者)を経て2025年より現職。
アジアパシフィックですでに進む協業
イレブンラボは、下記の企業を代表例に、協業を進めております。
- DOCOMO Innovations, Inc:NTTドコモ(日本最大のモバイル通信事業者)のR&D拠点としてシリコンバレーに設立されたグループ会社。
- TBS:日本を代表する民間放送局で、テレビ、ラジオ、コンテンツ制作を幅広く手がける。
- MBC C&I CO.LTD:韓国を代表する放送局の一つであるMBCの子会社で、番組制作やメディアビジネスの展開を手がけている。
- LLSOLLU: 独自の翻訳・ローカライズ技術を持つ韓国のテクノロジー企業。
例えばTBSではイレブンラボの音声吹き替え技術を、世界的に有名なスケーターたちが巨大な特設コースで競い合う番組『KASSO』に活用。番組の音声を多言語対応させることで、海外視聴者に臨場感溢れるコンテンツを届けています。
またMBC C&I CO., LTD.でも、商業向けのAI映像コンテンツ制作において、イレブンラボのTTS(音声合成)およびSFX(効果音)技術を活用されています。
特に、MBC C&I傘下のAIコンテンツラボが制作した「Mateo」は、Korea International AI Film Festivalでグランプリを受賞し、「Art In the World」はNarrative(ナラティブ)部門で1位を獲得。これらの受賞は、イレブンラボのAIがもたらすストーリーテリングの新たな可能性を強く示しています。
日本への戦略的進出の背景
イレブンラボ売上統括部門 ヴァイスプレジデント カルレス・レイナからのコメント
「日本は、イレブンラボのグローバル展開戦略において極めて重要な市場です。日本を初の海外拠点として選んだのは、豊かな言語文化、技術革新の土壌があるからです。そして私どもの技術がコミュニケーションの壁を越える架け橋となり、豊かな文化を守り未来へと繋げる力になると信じています。」
イレブンラボジャパン合同会社 Japan&Korea ゼネラルマネージャー 田村元からのコメント
「日本市場には、これまでの枠組みにとらわれない、音声AIならではの独自の可能性が広がっています。高齢化社会に向けたアクセシビリティの向上から、より没入感のあるエンターテインメント体験の創出とその多言語化まで、私たちのプラットフォームは、多様化する国内のニーズに応えうる力を備えていると確信しています。とりわけ会話や読み上げといった話し言葉においては、音の高低やアクセント、文脈による繊細なニュアンスが大きな意味を持つため、自然なイントネーションや感情の機微まで表現できる音声合成技術が、極めて高い価値を発揮すると考えています。」
各言語が持つ特有の複雑さへ、自然に、繊細に対応
イレブンラボの技術は、各種言語特有の複雑さに対応できる点が大きな強みです。
話し言葉には、ピッチアクセントや文脈による多様な表現など、音声AIにとっても非常に難易度が高いとされる課題が存在します。イレブンラボの生成AIは、こうした微妙な音声的特徴を的確に捉えることができます。この技術は、各言語の自然な話し方を再現しながら、実際のコミュニケーションに不可欠な感情表現の幅を実現しています。
投資家からのコメント
イレブンラボ合同会社の設立は、AI音声技術にとって日本は戦略的市場だという共通認識のもと、世界有数のベンチャーキャピタルなどさまざまな投資パートナーからの強い支持をいただいています。
Andreessen Horowitz ゼネラル・パートナー Jennifer Li
音声は、人とテクノロジーをつなぐ新しい手段として急速に重要性を増しています。イレブンラボは高品質かつスケーラブルな音声AIの実現を、最前線でリードしています。
同社のプラットフォームは、感情豊かで自然な音声を安定的かつ大規模に提供でき、日本語のような繊細な言語にも非常に適しています。世界中の企業が革新的なAIツールを取り入れ始めている中、日本はその動きをけん引する存在です。イレブンラボが日本での展開を加速させ、さまざまな業界に音声AIの力を届けていくことを、私たちは誇りを持って支援してまいります。
WiL (World Innovation Lab) パートナー Todd Grover
ここまで数ヶ月、イレブンラボ日本チームとの密な連携を行ってまいりました。そして今回の日本市場へのさらなる展開にこれ以上ないほどの期待を寄せています。同社の先進的な音声プラットフォームは、世界中で多彩な業界に変革をもたらしており、私たちWiLが持つ日本の大企業ネットワークの中でも、すでに高い関心が寄せられています。今後もイレブンラボの日本市場における成長を継続してサポートしていけることを楽しみにしています。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ シリコンバレー支店 マネージャー 寺西 勇樹 当社は、イレブンラボの革新的な音声生成AI技術に大きな可能性を感じ、グローバルでの事業展開を支えるパートナーとして出資を行いました。
人間らしい自然な音声の生成を可能にする同社のテクノロジーは、エンターテインメントやカスタマーサポートといった分野における顧客体験の進化を強く後押しするものであり、生成AIの新たな活用モデルを切り拓くと確信しています。
今後の日本語を利用したユースケースを見据え、NTTドコモグループのR&D(DOCOMO Innovations, Inc.)と技術評価を実施しており、日本市場での本格展開に向けた準備も進めています。イレブンラボのソリューションが、日本の多様な産業やユーザーのニーズに応えていくことを大いに期待しています。
イレブンラボとは
イレブンラボは、AI音声に特化した研究・実用化を進めるテクノロジーカンパニーです。CEOであるマティ・スタニセフスキーと、CTOのピョートル・ダブコフスキー(TIME誌「AI Top 100 Innovators」に選出)は、ともにポーランド・ワルシャワ出身の幼なじみ。自国での映画などの吹き替え版の質が低いことに問題意識を持ったことが共同創業のきっかけとなりました。
同社はこの1年で社員数を30名から160名へと拡大し、現在はロンドン、ニューヨーク、ワルシャワに拠点を構えています。そして25年1月に、シリーズCの資金調達を完了しました。
イレブンラボは、あらゆる声・言語・音で情報へアクセスできる未来の実現をミッションとし、音声AIの可能性を拡張する、唯一無二の統合型プラットフォームの構築に挑んでいます。
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