
11/11です!
ElevenLabsはポーランドとインドに進出し、現地チームとプログラムを構築して才能とAI開発を支援します。
Eleven v3 アルファのご紹介
v3を試す本日、東京に拠点を置く国際子会社ElevenLabs G.K.を設立しました。新しい日本法人は、ElevenLabsの最先端の音声生成プラットフォームを日本市場に適応させ、地域の独自の言語的および文化的要件に対応することに注力します。
会社名:ElevenLabs Japan G.K.
所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5
ゼネラルマネージャー:田村元は、ビジネスアプリケーションを通じて企業のパフォーマンス向上を35年以上支援してきました。2000年代後半から日本のクラウドコンピューティングの先駆者として、SaaSソリューションを通じて業務効率化を推進してきました。
過去には、SAPジャパンのマーケティング副社長、NetSuite Japanの社長、Microsoft Japanのビジネスアプリケーションディレクター、Asana Japanのゼネラルマネージャーを歴任。バーチャルオフィスプラットフォームoviceのCOOを経て、2025年にElevenLabs Japanの現職に就任。
ElevenLabs G.K.の発表に先立ち、日本で以下の企業と提携しています:
- DOCOMO Innovations, Inc.: 日本最大のモバイルオペレーターNTTドコモのシリコンバレーにあるR&D子会社。
- TBS: 日本の主要な民間放送局の一つで、テレビ、ラジオ、コンテンツ制作を手掛けています。
- MBC C&I CO., LTD: 韓国の主要な放送局MBCの子会社で、番組制作とメディアビジネスの開発に注力しています。
- LLSOLLU: 独自の翻訳とローカライズ技術を持つ韓国のテクノロジー企業。
彼らはElevenLabsの吹き替え技術を独自の翻訳技術と統合し、顧客により特化した吹き替えサービスを提供しています。例えば、TBSはElevenLabsの吹き替えを活用し、KASSO番組を多言語で国際視聴者に提供しています。
さらに、MBC C&I CO., LTDはElevenLabsのTTSとSFX技術を使用して商業AI映像コンテンツを制作しています。特に、MBC C&IのAIコンテンツラボが制作した「Mateo」はKorea International AI Film Festivalでグランプリを受賞し、「Art In the World」はNarrative部門で1位を獲得しました。これにより、ElevenLabsが提供するAIによるストーリーテリングの可能性が示されています。
「日本はElevenLabsの国際展開戦略において重要な市場です」とElevenLabsの収益部門VPであるカルレス・レイナは述べています。「日本を最初の国際子会社に選んだのは、その豊かな言語遺産、技術革新、そして私たちの技術がコミュニケーションのギャップを埋め、文化的な物語を守る可能性があるからです。」
ElevenLabs G.K.は、AsanaやMicrosoftで日本のAIと技術分野で豊富な経験を持つ田村元が率います。
「日本市場には、従来のアプリケーションを超えた音声AI技術のユニークな機会があります」とElevenLabs Japanの責任者である田村元は述べています。「高齢化社会に向けたアクセシビリティサービスの向上から、より没入感のあるエンターテインメント体験の提供まで、私たちのプラットフォームは国内のニーズに応える大きな可能性を秘めています。特に日本語では、音の高低や文脈の微妙なニュアンスが重要な意味を持つため、自然なイントネーションと感情のニュアンスを表現できる音声合成技術は非常に価値があります。」
高齢化社会に向けたアクセシビリティの向上から、多言語で利用可能な没入型エンターテインメント体験の創出まで、私たちのプラットフォームは国の多様なニーズに対応する準備が整っています。
日本語の会話や読み上げでは、音の高低、アクセント、文脈の微妙なニュアンスが重要な意味を持ちます。そのため、自然なイントネーションと繊細な感情を表現できる音声合成技術は、この市場で非常に価値があります。
ElevenLabs G.K.の設立は、AI音声技術の戦略的市場として日本を見据えた投資パートナーからの強力な支持を受けています。
音声は、テクノロジーとのインターフェースとして急速に重要性を増しており、ElevenLabsは高品質でスケーラブルな音声AIを実現する最前線にいます。彼らのプラットフォームは、感情豊かで自然な音声を提供し、日本語に特に適しています。世界中の企業が革新的なAIツールを採用する中、日本はその動きをリードする市場です。ElevenLabsが日本での存在感を拡大し、強力な音声機能を日本の産業に提供することを誇りに思います。
Andreessen Horowitzのジェネラルパートナー、Jennifer Li
ここ数ヶ月、ElevenLabsチームと密接に協力してきましたが、市場での拡大に非常に興奮しています。ElevenLabsの先進的なオーディオと音声プラットフォームは、世界中の産業を急速に変革しており、私たちの企業ネットワーク内の日本企業からも強い関心を集めています。市場での成長を引き続きサポートしていくことを楽しみにしています。
World Innovation Lab (WiL)のパートナー、Todd Grover
NTT DOCOMO Ventures, Inc.シリコンバレーオフィス マネージャー 寺西勇樹 NTT DOCOMO Venturesは、ElevenLabsの革新的な音声生成AI技術の大きな可能性を認識し、グローバルな事業展開を支える戦略的パートナーとして出資しました。
ElevenLabsの技術は、人間のような自然な音声を生成することができ、エンターテインメントやカスタマーサポートなどの分野で顧客体験を大幅に向上させる可能性があります。生成AIアプリケーションの新たなフロンティアを代表すると確信しています。
日本語を利用した将来のユースケースを見据え、NTTドコモグループのR&D部門(DOCOMO Innovations, Inc.)が技術評価を行い、日本市場での本格展開に向けた準備を進めています。
ElevenLabsのソリューションが、日本の産業やユーザーの多様なニーズにスムーズに対応することを強く信じています。
AI音声技術をリードするイレブンラボは2025年4月14日、初の海外拠点となる日本法人「イレブンラボ合同会社(ElevenLabs G.K., )」を東京に設立し、日本およびアジアパシフィックでの活動を本格化いたします。今回の日本進出は、当社が2025年1月に実施した1.8億ドルのシリーズC資金調達に続くもので、グローバル成長戦略における重要なマイルストーンとして位置付けております。
新たに設立された日本法人では、イレブンラボの最先端の音声生成プラットフォームを日本ならびに韓国マーケット向けに提供・サポートすることのほかに、プラットフォームのローカライズや日本語ならではの言語的・文化的な特性に対応していくことを主なミッションとしています。
社名:イレブンラボジャパン合同会社(ElevenLabs Japan G.K., )
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番5号
Japan&Korea ゼネラルマネージャー:田村 元(たむらはじめ)
略歴:
35年以上にわたりビジネスアプリケーションを通じて企業のパフォーマンス向上に従事。特に、
SaaSビジネスに関しては、2000年代後半の日本におけるクラウドコンピューティング黎明期から、常に先駆的な立場でクラウド活用による業務効率化を推進。SAPジャパンではマーケティングバイスプレジデント、ネットスイート株式会社の代表取締役、日本マイクロソフト業務執行役、Asana Japan株式会社代表取締役ゼネラルマネージャーなどを歴任。その後バーチャルオフィスツールoviceのCOO(最高執行責任者)を経て2025年より現職。
イレブンラボは、下記の企業を代表例に、協業を進めております。
- DOCOMO Innovations, Inc:NTTドコモ(日本最大のモバイル通信事業者)のR&D拠点としてシリコンバレーに設立されたグループ会社。
- TBS:日本を代表する民間放送局で、テレビ、ラジオ、コンテンツ制作を幅広く手がける。
- MBC C&I CO.LTD:韓国を代表する放送局の一つであるMBCの子会社で、番組制作やメディアビジネスの展開を手がけている。
- LLSOLLU: 独自の翻訳・ローカライズ技術を持つ韓国のテクノロジー企業。
例えばTBSではイレブンラボの音声吹き替え技術を、世界的に有名なスケーターたちが巨大な特設コースで競い合う番組『KASSO』に活用。番組の音声を多言語対応させることで、海外視聴者に臨場感溢れるコンテンツを届けています。
またMBC C&I CO., LTD.でも、商業向けのAI映像コンテンツ制作において、イレブンラボのTTS(音声合成)およびSFX(効果音)技術を活用されています。
特に、MBC C&I傘下のAIコンテンツラボが制作した「Mateo」は、Korea International AI Film Festivalでグランプリを受賞し、「Art In the World」はNarrative(ナラティブ)部門で1位を獲得。これらの受賞は、イレブンラボのAIがもたらすストーリーテリングの新たな可能性を強く示しています。
「日本は、イレブンラボのグローバル展開戦略において極めて重要な市場です。日本を初の海外拠点として選んだのは、豊かな言語文化、技術革新の土壌があるからです。そして私どもの技術がコミュニケーションの壁を越える架け橋となり、豊かな文化を守り未来へと繋げる力になると信じています。」
「日本市場には、これまでの枠組みにとらわれない、音声AIならではの独自の可能性が広がっています。高齢化社会に向けたアクセシビリティの向上から、より没入感のあるエンターテインメント体験の創出とその多言語化まで、私たちのプラットフォームは、多様化する国内のニーズに応えうる力を備えていると確信しています。とりわけ会話や読み上げといった話し言葉においては、音の高低やアクセント、文脈による繊細なニュアンスが大きな意味を持つため、自然なイントネーションや感情の機微まで表現できる音声合成技術が、極めて高い価値を発揮すると考えています。」
イレブンラボの技術は、各種言語特有の複雑さに対応できる点が大きな強みです。
話し言葉には、ピッチアクセントや文脈による多様な表現など、音声AIにとっても非常に難易度が高いとされる課題が存在します。イレブンラボの生成AIは、こうした微妙な音声的特徴を的確に捉えることができます。この技術は、各言語の自然な話し方を再現しながら、実際のコミュニケーションに不可欠な感情表現の幅を実現しています。
イレブンラボ合同会社の設立は、AI音声技術にとって日本は戦略的市場だという共通認識のもと、世界有数のベンチャーキャピタルなどさまざまな投資パートナーからの強い支持をいただいています。
Andreessen Horowitzゼネラル・パートナー Jennifer Li
音声は、人とテクノロジーをつなぐ新しい手段として急速に重要性を増しています。イレブンラボは高品質かつスケーラブルな音声AIの実現を、最前線でリードしています。
同社のプラットフォームは、感情豊かで自然な音声を安定的かつ大規模に提供でき、日本語のような繊細な言語にも非常に適しています。世界中の企業が革新的なAIツールを取り入れ始めている中、日本はその動きをけん引する存在です。イレブンラボが日本での展開を加速させ、さまざまな業界に音声AIの力を届けていくことを、私たちは誇りを持って支援してまいります。
WiL (World Innovation Lab)パートナー Todd Grover
ここまで数ヶ月、イレブンラボ日本チームとの密な連携を行ってまいりました。そして今回の日本市場へのさらなる展開にこれ以上ないほどの期待を寄せています。同社の先進的な音声プラットフォームは、世界中で多彩な業界に変革をもたらしており、私たちWiLが持つ日本の大企業ネットワークの中でも、すでに高い関心が寄せられています。今後もイレブンラボの日本市場における成長を継続してサポートしていけることを楽しみにしています。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズシリコンバレー支店 マネージャー 寺西 勇樹 当社は、イレブンラボの革新的な音声生成AI技術に大きな可能性を感じ、グローバルでの事業展開を支えるパートナーとして出資を行いました。
人間らしい自然な音声の生成を可能にする同社のテクノロジーは、エンターテインメントやカスタマーサポートといった分野における顧客体験の進化を強く後押しするものであり、生成AIの新たな活用モデルを切り拓くと確信しています。
今後の日本語を利用したユースケースを見据え、NTTドコモグループのR&D(DOCOMO Innovations, Inc.)と技術評価を実施しており、日本市場での本格展開に向けた準備も進めています。イレブンラボのソリューションが、日本の多様な産業やユーザーのニーズに応えていくことを大いに期待しています。
イレブンラボは、AI音声に特化した研究・実用化を進めるテクノロジーカンパニーです。CEOであるマティ・スタニセフスキーと、CTOのピョートル・ダブコフスキー(TIME誌「AI Top 100 Innovators」に選出)は、ともにポーランド・ワルシャワ出身の幼なじみ。自国での映画などの吹き替え版の質が低いことに問題意識を持ったことが共同創業のきっかけとなりました。
同社はこの1年で社員数を30名から160名へと拡大し、現在はロンドン、ニューヨーク、ワルシャワに拠点を構えています。そして25年1月に、シリーズCの資金調達を完了しました。
イレブンラボは、あらゆる声・言語・音で情報へアクセスできる未来の実現をミッションとし、音声AIの可能性を拡張する、唯一無二の統合型プラットフォームの構築に挑んでいます。
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ElevenLabsはポーランドとインドに進出し、現地チームとプログラムを構築して才能とAI開発を支援します。
音声をデジタルインタラクションの新しい標準に