Eleven v4を発表これまでで最も感情豊かなモデル、Eleven v4をご紹介します。

コンテンツへ移動

Eleven v3 オーディオタグ: AIオーディオに状況認識を

執筆者
Ryan Morrison
公開日
最終更新日

聴くこの記事を聴く

Audio Tagsは、新しいEleven v3(アルファ版)のテキスト読み上げモデルの中核を担う機能です。トーン、感情、話すペースを変え、現実の状況に合わせてセリフの伝え方をコントロールできます。

最もシンプルなAudio Tagsは、角括弧で囲んだ単語です。モデルはこれを演技の指示として解釈します。感情の変化や状況の切り替わりに合わせて、文の途中でも話し方を調整できるため、AIにある程度の状況認識を持たせられます。

AI音声における状況認識とは?

We're off under the lights here for this semifinal clash, the stadium buzzing with anticipation. Eleven Labs united in their iconic black and white shirts, pushing forward with intent straight from the opening whistle. [excited] The ball is zipped out wide, early attack here. Driving down the wing, pace to burn, [shouting] he skids past one, skips past two. Oh, this is beautiful. One-on-one with the fullback, cuts inside. Oh, that's a lovely bit of footwork. PURE MAGIC on the pitch. ElevenLabs on top form tonight.
0:00

状況認識とは、AIがその場に合わせて話し方を調整することです。Audio Tagsを使えば、モデルが何を話すかだけでなく、どう反応するかもコントロールできます。

[SHOUTING]タグで緊迫感を加えたり、[WHISPER]で警告をやわらげたり、[SIGH]でためらいを表現したり。タグを使えば、ナレーションが演技へと変わります。特に、文脈が重要なシーンや変化の多い場面で効果を発揮します。

ただ読むだけではない、演技

11 United対12 Unitedのサッカー試合を題材に、Veo 3のハイライト動画を作る場面を想像してください。プレーに合わせて盛り上がりを高めたい場合は、こう書けます。「ディフェンダーを1人かわした—[EXCITED]クロスが上がる—[SHOUTING] ゴォォォール!」

あるいは、オーディオブックで緊迫した場面に声を当てるなら、「[WHISPERING]家の中に誰かいる気がする。[PAUSE] 静かにして。」

これらは単なるスタイル上の追加要素ではありません。その瞬間を形づくり、感じ方を左右します。モデルは読むだけではなく、演じるのです。

状況に応じて使える主なタグ

Audio Tagsでは、さまざまな感情や身体的な表現を再現できます。

  • 感情のトーン: [EXCITED], [NERVOUS], [FRUSTRATED], [TIRED]
  • リアクション: [GASP], [SIGH], [LAUGHS], [GULPS]
  • 音量とエネルギー: [WHISPERING], [SHOUTING], [QUIETLY], [LOUDLY]
  • ペースとリズム: [PAUSES], [STAMMERS], [RUSHED]

タグを重ねれば、より繊細な表現も可能です。「[NERVOUSLY]ぼく…ぼくには、これがうまくいくか分からない。[GULPS]でも、とにかくやってみよう。」

思いどおりに演出できるパフォーマンス

Eleven v3は、より深い文脈モデルでこれらのタグをサポートします。セリフの途中でトーンを変えたり、中断を処理したり、流れを維持したりできるため、台本を書き直さなくても、より自然な話し方を実現できます。

ボイスデザイン担当者、ゲームデベロッパー、ストーリーテラーにとって、これは新たなクリエイティブの可能性を開きます。セリフを書くだけではありません。演出もできるのです。

適切な音声を選ぶ

プロフェッショナルボイスクローン(PVC)は現在、Eleven v3向けに完全には最適化されていないため、以前のモデルと比べてクローンの品質が低下する可能性があります。この研究プレビュー期間中にv3の機能を使用する必要がある場合は、プロジェクトに適したInstant ボイスクローン(IVC)またはデザイン済みの音声を選ぶことをおすすめします。v3向けのPVC最適化は、近いうちに提供予定です。

執筆者

ライアンはBBCやFuture Plcでの役職を含む、20年以上のニュースと出版の経験を経てElevenLabsに参加しました。コンテンツ戦略とストーリーテリングに注力し、ElevenLabsの物語を形作り、共有する手助けをしています。

関連記事

最高品質のAIオーディオで創造する