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# セキュリティを設計段階から組み込む

留守番電話アプリ、インタラクティブなキャラクター、オーディオ主導のゲームなど、どのようなものを構築する場合でも、ElevenLabs APIなら強力な音声機能に直接アクセスできます。
ただし、そのアクセスには、ユーザーデータを保護し、音声リソースを慎重に管理する責任が伴います。

このガイドでは、デベロッパー向けの重要なセキュリティ対策を3つ紹介します。

* **サービスアカウント**による環境の分離
* **ユーザーAPIキー**の有効期間の制限
* **リソースレベルの権限**の実装

## サービスアカウントで環境を分離する

サービスアカウントは、ElevenLabsプラットフォームへのスコープ付きAPI専用アクセスを提供します。ユーザーアカウントとは異なり、個人には紐づきません。バックエンドシステムと自動化のために設計されています。

サービスアカウントがリソースを作成した場合、デフォルトでは管理者のみが閲覧できますが、他のユーザーと共有できます。同様に、ユーザーに対する場合と同じように、任意のリソースをサービスアカウントと共有できます。
各サービスアカウントはワークスペースレベルで作成され、ワークスペース管理者が管理します。APIを通じてリソースを作成・アクセスできます。

環境ごとに専用のサービスアカウントをプロビジョニングすることをおすすめします。

* `production-service-account`
* `testing-service-account`
* `uat-service-account`（該当する場合）

これにより環境間を明確に分離し、環境をまたぐ偶発的なデータ漏洩を減らし、監視も簡素化できます。

### 重要な理由

**関心の分離**\
テストデータと本番データを混在させないでください。環境の分離は、監査可能性とコンプライアンスを支えます。

**最小権限の原則**\
各サービスアカウントには、必要最小限のリソースだけへのアクセスを許可する必要があります。APIキーは作成時にさらにスコープを限定できます。

**可観測性の向上**\
環境ごとにAPIの使用状況とパフォーマンスを追跡できます。サービスアカウントを分けることで、問題のデバッグやアクティビティの監視が容易になります。

## ユーザーAPIキーの有効期間を制限する

[ユーザーAPIキー](/docs/ja/overview/administration/workspaces/api-keys)は個人に紐づき、そのユーザーのアクセス権の一部を継承します。そのため個人的な開発やスクリプトには便利ですが、無期限に使用される認証情報には適していません。特に、共有スクリプト、ノートブック、CIパイプラインに含まれる可能性がある場合はなおさらです。

ユーザーAPIキーには有効期限を設定できます。キーを作成する際に15分から30日の有効期限を設定すると、期限後はキーで認証できなくなります。必要に応じて、作成後に有効期限を編集または延長できます。

## バックエンドでリソースレベルの権限を適用する

アプリでユーザーがボイスクローンを使ってメッセージを録音できる場合、ユーザー自身が所有する音声、または使用許可を得ている音声にのみアクセスできるようにすることが不可欠です。

ElevenLabsプラットフォームはアプリ内共有をサポートしていますが、APIを使用する場合は独自のシステム内で**リソースレベルのアクセス制御**を適用する必要があります。

推奨されるモデルは次のとおりです。

```
user_id | voice_id | permission_level
```

permission_levelの値の例：

* `viewer`：音声生成にその音声を使用可能
* `editor`：音声設定を更新可能
* `admin`：共有と権限を管理可能

この構造により、音声にアクセス・変更できるユーザーを制御し、機密リソースの不正使用を防止できます。
これらの権限は、ElevenLabsプラットフォームを直接使用する場合にネイティブで提供される制御に基づいた提案です。

### 安全に構築し、安心してスケールする。

セキュリティは後付けではなく、基盤であるべきです。
サービスアカウントを活用し、権限制御を実装することで、リスクを軽減して信頼を築きながら、ユーザーがAI音声の可能性を最大限に活用できるようにします。